スマホは1280×720ドットが主流に?
秋冬モデルでは、スマートフォンの先進モデルでは、いくつかの機種が「1280×720ドット」のHD解像度の液晶を採用するようです。
ソニエリの「nozomi」や、サムスンの「Nexus Prime」、「LG revolution 2」、台湾HTCの「HTC Vigor」などが、1280×720のHD解像度の画面を搭載します。
もちろん、秋冬でもWVGAやqHDを採用する先進モデルもありますが、1280×720解像度を搭載したスマートフォンの優位性は疑いようがありません。
タブレット端末では「2048×1536」ドットが
タブレット端末でも、高解像度化の流れは例外ではなく、モトローラのXOOM 2は「2048x1536」という、超高解像度の液晶を搭載する模様です。これはデスクトップPCの標準的なフルHDのモニタを遥かに超える解像度です。
またiPad 2 plus またはiPad HDと噂されている次期iPadにおいても、「2048x1536」という化け物解像度が搭載される運びとなっています。
高解像度化のメリットは
■スマートフォンの場合のメリット
- 画面が大画面化しても、描画のなめらかさを確保できる。
- ウェブサイト閲覧時、高解像度モニタを前提にしたページを閲覧する際の視認性が向上する
- 一つの画面で表示出る情報量が飛躍的に上がる
■タブレット端末の場合のメリット
- A4のpdf資料の小さい文字やグラフが潰れずに綺麗に表示できる
- 電子書籍においても、小さい文字が潰れずに綺麗に表示できる。
- 画面の粗さがなくなり、まるで紙のような精細感を得られる
などです。
■高解像度化のデメリット
デメリットとしては、スマホ、タブレット端末に共通しますが、解像度が増すとそれだけ要求性能が上がり、処理が重くなります。同じスペックの機種なら、解像度が低い方がより多くの処理をこなせる筈です。