Samsungは2012年Q3にも、YOUMというブランド名で知られるフレキシブルAMOLED(能動型有機EL)の量産を開始する模様です、韓国メディアが伝えています。
韓国メディアが業界筋の話として伝えている所によると、Samsung Displaysは今四半期中にも、5.5世代ディスプレイ工場でフレキシブルAMOLEDの量産を開始するようです。
フレキシブルAMOLEDは、従来のガラス基板に代わりプレスチック基盤を用いる事で、大幅な軽量化と薄型化を実現しており、薄さと軽さがそれぞれ従来の半分程度に抑えられ、耐久性も向上するようです。
ただ画面の保護材にガラスを用いるようなので、紙のように自由に折り曲げられるようなディスプレイにはならないようで、あくまで薄さと軽さが半分という特徴を活かしたディスプレイになるようです。
ただ画面の保護材として有用な強度の高いフィルムタイプの新素材が開発できれば、自由に折り曲げられるディスプレイも実現可能としています。
なお別メディアによると、Samsungは2012年内にもフレキシブルAMOLEDを搭載するスマートフォンを投入予定であると伝えられています。(画面が曲げられるわけではなく、薄型・軽量という特徴を活かして搭載される模様)
上記動画はCES2012に展示されていたSamsungのフレキシブルAMOLEDです。
情報元:ddaily