ソニーエリクソンの2011年春モデルとして登場したスマートフォン「Xperia arc」のマイナーチェンジモデル。「Xperia arc S」の紹介です。
2011年10月以降に世界市場で順次発売していくとされています。
Xperia arcからの変更点として、CPUがMSM8255の1.4Ghzにクロックアップされています。arcは1.0Ghzなので、実に40%のクロックアップです。
これによる処理速度の向上が期待できます。
また、3D写真の撮影機能が搭載されました。原理は解りませんが、arcの液晶では撮影された3D写真を表示する事は出来ず、3D表示に対応した機器に出力する事で鑑賞できるようです。
そして、カメラを横に動かしながら撮影してパノラマ写真を得る「スイングパノラマ」機能なども搭載されるようです。
あくまでも「マイナーチェンジ」なようで、筐体のデザインやサイズ、重さに変化はないようです。
arcを特徴出来る、弧のデザインもそのままです。
1.4Ghzにクロックアップされてはいますが、所詮はシングルコアCPUであり、デュアルコアが主である2011年秋冬のスマートフォン達には大きく見劣りします。
Nexus Primeや、HTC Vigor、LG revolution2、そして日本製のスマホでも1.5GhzのデュアルコアCPUや4.5インチの液晶を搭載機種が登場しつつある中では、正直、パッとしません・・・
ストレージ容量も320MBと、少ないですね・・・^^;
- プロセッサ:MSM8255 1.4Ghz シングルコア
- ディスプレイ:4.2インチ液晶 WVGA(854×480) BRAVIAエンジン
- ネットワーク:W-CDMA/GSM
- メモリ:
- ストレージ:320MB
- サイズ:125 x 63 x 8.7mm 重さ:117g
- OS:Android 2.3.4
- バッテリー:1500mAh
日本での発売は、不明です。ただ2011年秋冬に出ると噂されていたソニーエリクソン製の超高性能スマートフォン「nozomi」の発売日が、来年3月になるという情報もあるので、それまでの間Xperiaシリーズのフラグシップが発売されないのは考えにくい事から、その穴を埋めるべきもしかしたらこの機種が日本で発売されるかもしれません。