2011年7月9日土曜日

1TBプラッタが登場!プラッタ容量が大きい利点とは!


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1TBプラッタが登場しました。僕の今使っているHDDの一つは500GBプラッタなので、1プラッタあたりの容量が2年余りで2倍に達した事になります。

同じHDD容量でも、一枚あたりのプラッタ容量が多いと有利な事ってのはいくつかあります。

■読み書きの高速化
記録密度が向上する事で、ヘッドの移動量に対する読み取れる情報量が増えるので、結果的にシーケンシャルリード・ライトのスピードが高速化します。ランダムアクセス性能は劇的な変化はありませんが、気持ちUPします。

■HDDの信頼性の向上
プラッタ容量が大きいと、プラッタ枚数を減らすことができます。たとえば2GBのHDDは、677GBプラッタだと3枚のプラッタが必要ですが、1GBプラッタでは2枚のプラッタで済みます。プラッタは一つでも壊れるとそのHDDは使えなくなるので、プラッタが少ない方が故障率が下がり、信頼性が高くなります。

■発熱量の低下
これも信頼性と向上しますが、プラッタが少ない分機械的な要素が減るので、駆動時の発熱量が下がります。HDD温度が下がるので、信頼性が向上します。

 

こんな感じで、1TBプラッタは良い事ばかりです。HDDを買う時はできるだけプラッタ枚数の少ないものを選んだほうが良いでしょう。

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