2011年6月14日火曜日

ivybridgeの次は “ Haswell ” 2013年に登場 TDPが劇的に改善

>“Haswell”は22nmプロセスで2013年に予定されています。
>この世代ではTDPが劇的に低減されるとも言われており


Sandybridge以来の新アーキテクチャ Haswell
今年後半から来年にかけての発売が予定されているivybridgeは、Sandybridgeのシュリンク版といえるもので、新しいアーキテクチャーではありません。
2013年に登場予定のHaswellでは、Sandybridge以来2年ぶりにアークテクチャーの刷新が行われます。その性質や特徴を述べたいと思います。

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TDPを削減しモバイル市場に活路を見出すための、Haswell

Haswell世代のアークテクチャーで目玉となるのは、TDPの大幅な削減です。Intelはタブレット市場で後塵を拝しており、それを挽回すべく、ネットブックとタブレット端末の中間的な存在である”Ultrabook”構想を展開しています。
それを実現するための大本命のCPUとして、このHaswell アーキテクチャーが登場するのです。
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TDP 15W領域までカバー ATOMの領域に近接
モバイル向けCPUでは、従来ATOMが担当していたTDP領域まで、Haswellが担当する事になります。これはATOMの一部がHaswellに置き換えられる事を意味します。

まとめ
TDPの大幅削減と性能の向上で、Haswell世代でモバイル機器の利用シーンは増大するでしょう。しかし、デスクトップPCへの配慮は、あまり見られないように思います。ARMプロセッサが台頭する中では、どうしてもモバイル機器に主眼を置かざるを得ないのだと思います。とはいえ2013年の登場が待ち遠しい限りです。