2020年までに、房総ローカル各線の都心直通列車を増やすという方針が、JR東日本から出ています。今回の震災でどうなるかはわかりませんが、それでも京葉線と外房線が日中に直通運転を始めたり、本千葉駅など各駅のホーム延長が行われたりと、少しずつ進捗しているように思います。
また、本社の方針とは別にして、JR東日本千葉支社においても、都心直通について言及していて「東京から70キロ圏内の全列車を東京直通にする」と千葉支社長が年頭の挨拶で言っていたりもします。
それが現実になった場合、70キロ圏内とその外では、列車の運用が分断されるわけです。その際、普通に考えて区切るのにちょうどいい駅は
君津、上総一ノ宮、成東、成田です。この区間は2009年初頭までの、旧東京近郊区間で、Suicaが使えたりしていた地域です。(今は拡大されていますが)
また運用面でも、この駅を境に本数が減る・・ といった共通点があります。
しかし、東京直通という事は、15両編成のE217系が停車できるよう、ホームを長くしなければなりません。実際、君津、上総一ノ宮、成田までは、おおむねホームの15両化が終わっています。
しかし、総武本線の佐倉駅~成東駅間は、全くの手つかずで、15両の総武快速がそのまま入る事ができないのです。
そこで、成田線や外房、内房線と違い、総武本線は佐倉駅で運用を分断されてしまうのではないか。という憶測があります。
そうなれば、佐倉より東の利用者は、千葉方面に行くのに一旦佐倉駅での乗り換えを強いられる場面が出てきます。まあ対面乗換なので楽ですが・・・
JR東日本が、総武本線佐倉-成東間のホーム延長に着手してくれれば良いのですが、今のところその兆しもなく、本当に佐倉分断になってしまうかもしれません。
まあとにかく、今後の動向に注目です。
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