TCP/IPを開発しインターネットの父の一人に数えられるGoogle副社長のヴィント・サーフ氏は「今世紀は忘れられた世紀になる可能性がある」と警告しています。
これはサンノゼで開催した米国科学振興協会の年次集会での発言です。
同氏は「現代人は簡単なメモから写真、映像に至るまですべてのデータをデジタル化している」としたうえで「数千年前にパピルスに記録された文は、今でも何のツールもなしに読むことができる。デジタルデータはその点で異なる」「デジタルデータを判読出来る手法が維持されなければ、膨大な情報が失われるだろう」と警告しています。
そして最後に「あなたが本当に大切にする写真があれば、必ず印刷して大事にしてください」と結びました。
情報元:The Guardian