これまでの航路より低コストで火星に宇宙船を送り込める新しい航路が発見され、火星探査に青信号が灯っています。
これまでの航路では火星に近づくと逆噴射でブレーキをかける必要があり、その際に多くの燃料を消費しましたが、新しい航路では火星の重力に宇宙船が自然に導かれるため燃料を節約できるそうです。
この航路を利用すれば、既存の航路に比べて燃料を25%削減できるとしています。
ただし運行時間は従来の6ヶ月よりも数ヶ月間長くなる見通しで、有人探査には滞在時間の延長は大きな負担となります。ただ物資輸送には数ヶ月という期間はあまり問題ではありません。
情報元:SCI-TECH TODAY