BGRは市場調査会社IDCのレポートを引用し、スマートフォンの平均販売価格が直近で$375と、2012年初の$450から大幅に下落していることが、BlackBerryとHTCに打撃を与えるだろうと現地時間22日に報じました。
競合するSamsungやNokia等に対し、HTCとBlackBerryの2社は低価格スマートフォンのトレンドに対応できていないとのこと。
HTCは$600もするフラグシップ機「HTC One」を大きくアピールする一方で$300以下の製品を発売できていないほか、BlackBerryも$400もする普及帯スマートフォン「BlackBerry Q5」を発売したに過ぎず、低価格製品のラインナップが両社ともに大幅に不足しているそうです。
このタイミングでAppleが$300台の廉価版「iPhone Lite」を投入すれば、2社は大きな打撃を被る可能性が高いと情報元は報じました。
なお今冬にはスマートフォンの平均販売価格は「$350」にまで低下すると予測されており、HTCとBlackBerryがこのトレンドに乗り遅れれば、彼らの選択肢はより狭まることになるとBGRは付け加えました。
情報元:BGR