docomoはITmediaのインタビューに応じ、2015年度開始のLTE-Advancedについて、187.5Mbps以上を目指す方針を明らかにしました。
LTE-Advancedでは2つの周波数帯を束ねて利用する「キャリアアグリゲーション技術」を適用することで更なる高速化が可能となります。
平本義貴氏はインタビューにおいて「10+10Mhzの20Mhzのを用いた150Mbpsでは魅力を感じない」とし「少なくとも10Mhz+15Mhzの計25Mhz幅を用いた187.5Mbpsか、それ以上を狙いたい」と明かしました。
(LTE-Advancedは最大100Mhz幅で3Gbpsまでの高速化が可能)
また、キャリアアグリゲーションとは別のLTE-Advancedの特徴である「ヘテロジーニアスネットワーク」を活用して混雑時間帯でのスループットを改善したいと明かしたほか、VoLTEの導入については「並行して検討しているものの提供時期は未定」と述べるに留まったということです。
なおdocomoは2013年度中に1.7Ghz帯を利用した下り最大150MbpsのLTEサービスを東名阪地区で展開する予定。対応端末は現時点では発売されておらず、対応端末は冬モデル以降に登場する見通しです。
情報元:ITmedia