韓国の通信キャリアLG U+は2100Mhz帯を用いたマルチキャリアLTEサービスを今月末より開始する事を明らかにしました。
現行の800Mhz帯に加えて、2100Mhz帯でもLTEサービスを提供予定で、2つの周波数帯域にトラフィックを振り分ける事で、加入者増による品質の低下を防ぐ事ができるそうです。
マルチキャリアLTEの商用化は韓国SKテレコムに次ぎ2例目となります。
サービス開始は7月末の予定で、その時点ではGalaxy S III(SHV-E210L)が唯一同機能に対応しますが、9月以降はLG U+で発売される全てのLTEスマートフォンがマルチキャリア機能に対応するそうです。
余談ですが、docomoでは2100Mhz/1500Mhz帯を用いたDual-band LTEサービスを秋に開始予定で、こちらでは2つの帯域を組み合わせる事で下り通信速度を最大で100Mbpsに向上させる事ができます。(対応機種のSGH-N066も既に技適に登場している)。LTEサービスの品質向上に期待したいと思います。
情報元：ddaily
