タブレット端末で一番いいなと思ったのは、pdfを手軽にそのまま持ち歩けて、見たい時に見れる所なんですが、やはりiPadの1024×768ドットじゃ、A4のPDFだと文字が潰れちゃって見にくい時があるんですよね。
あと、電子書籍にしても、雑誌などは、所々に小さい文字があったり、写真も多用されているので、どうしても拡大・縮小を駆使して閲覧しなきゃならない部分があって、不便です。
なぜ文字が潰れたりするかと言えば、タブレット端末画面のピクセル密度が、紙媒体に比べて圧倒的に不足しているんですよね。
雑誌なんてそれこそ300dpi以上で印刷されるのに対して、iPadは132dpiしかないんですから。
「これ以上解像度を上げる必要なんてない」と言う人もいますが、僕はそうは思いません。
なぜなら、タブレット端末は、印刷物に匹敵する300dpi以上の液晶を積んでこそ、紙の代替としての本領が発揮されると思うからです。なので、僕的にはタブレットのretina化がはやく進んでほしいと思っています
ここまでぐだぐだと書きましたが、タブレットのretina化の話というのは、実は、遠い将来の話ではなく、今年後半には実現しそうなのです。
モトローラのXOOM2や、まだ噂段階ですがiPad HDが、2048×1536ドットのretinaディスプレイを搭載してくるという話がありますので、これが本当なら、喜ばしい事です。
網膜の認識能力を超えるドット密度によって、タブレット端末の使い勝手は飛躍的に向上するでしょう。
関連記事:2048x1536の「iPad HD」が秋に登場?
関連記事:モトローラ Android 4.0タブレットを準備中か。クアッドコアに解像度2048x1536の液晶...