Googleは3月20日(現地時間)、メールサービス「Gmail」のセキュリティを向上させる複数の施策を行ったと正式発表しました。
まずGmailから「HTTPS暗号化を使用しない」とのオプションを削除したとのこと。Gmailには4年前よりHTTPSがデフォルトで採用されていますが、”メールが重くなる”という理由で、暗号化を使用しないというオプションが提供されていました。しかし、軽量化とのトレードオフで暗号化を使用しないことはもはや時代遅れと判断し、同オプションの削除を決めたそうです。
またデータセンター間のバックグラウンド通信にもHTTPSを導入することで、データ傍受をより困難にしたそうです。
背景には、スノーデン氏が暴露したNSAなどの政府機関によるデータ傍受問題があると海外メディアは付け加えました。
情報元:THE VERGE