2014年2月10日月曜日

総務省、NTTグループに「セット割引」の解禁を検討へ

総務省はNTTグループに対し、携帯電話と自宅で使う固定通信サービスのセット割引の解禁する検討に入ったことが明らかになりました。

セット割引はKDDIやSoftBankには認められていますが、巨大企業のNTTにはこれまで市場の独占に繋がるとして禁止されていました。しかし競争激化でNTTの携帯(NTTドコモ)の国内シェアが4割まで低下したことで、見直しの必要があると判断したということです。

解禁されれば「フレッツ光」と、NTTドコモのスマートフォンのセット割引を導入する可能性が高く、消費者には負担軽減につながる見通し。

なおKDDIやSoftBankはNTTへのセット割引の解禁に反対の立場で、セット割引を解禁する代わりに、NTTが整備した光ファイバー網を他社に開放するよう迫る可能性もあるそうです。

情報元:日本経済新聞