2013年8月1日木曜日

富士通、スマホ事業赤字も「生き残れる」「勝てるチャンスがある」と自信

富士通の加藤和彦CFOは30日の決算発表後の記者会見で、スマートフォン事業からの撤退計画は無いと明らかにしました。

富士通は2013年Q2(4~6月期)決算で「携帯電話事業」が前年同期比30%の減収となる「3桁の赤字」に落ち込みました。

しかし加藤CFOは損失が続くスマートフォン事業から撤退する計画は無いとしたうえで、月間30万台・年間400万台弱の販売によってスマホ事業で「生き残れる」とし、また同氏は「強力な品揃えによって富士通は海外と競争できる」「市場は大きく、我々が逃げ出す必要はない。我々が勝てるチャンスはある」と自信を示したということです。

なお朝日新聞の報道によれば、富士通はdocomoのツートップ戦略について「秋冬でのツートップ入りを狙う」との強気の姿勢を見せました。

情報元:WSJ