Sonyの次期フラグシップ端末「Xperia V」を日本語UIで徹底解説&進化したHDR撮影機能も試してみたいと思います
Xperia Vは、4.3インチHDディスプレイ、1.5Ghzデュアルコアプロセッサ、防水・防塵に対応するLTEスマートフォンです。国際版LT25iの主なスペックは以下の通り。
- Snapdragon S4 MSM8960 1.5Ghz デュアルコア
- 4.3インチHD(1280×720)ディスプレイ
- 1GBのRAM
- 8GBのストレージ(microSDHC対応)
- 1300万画素カメラ
- LTE/WCDMA/GSM対応
- 防水対応
- Wi-Fi a/b/g/n Bluetoot 2.1
- 1750mAhのバッテリー容量
- Android 4.0.4 ICS
- Black,Pink,White
ボディはarc形状で、背面はマットな仕上り。Xperia GXをそのまま小さくしたようなデザインです。
以下、特徴的だったスモールアプリ機能とHDR撮影機能について解説したいと思います。
■スモールアプリ機能
Xperia Vでは”スモールアプリ”と呼ばれる簡単なアプリを、画面上に別レイヤーで配置する機能が搭載されています。
オンスクリーンメニューのマルチタスクキーを押した先が、スモールアプリの管理画面です。下部に並んでいる5つのアイコンがスモールアプリのもので、電卓やメモ帳、ボイスレコーダーなどが標準で用意されており、Play Storeから追加する事もできます。
スモールアプリを起動するとこんな感じ。アプリは半透明で、常に画面の最前面に表示されます。
■進化したカメラ機能、Xperia初のHDRに対応
Xperia Vには、今回発表されたXperiaスマートフォンで唯一HDR撮影機能に対応しています。Xperiaスマートフォンでは初対応となります。以下が撮影例。
↑HDR無し ↓HDR有り
HDR向きの撮影条件ではありませんでしたが、これまでサードアプリに頼っていたHDRがネイティブで使えるという事で、かなり便利だと思います。
■真のフラグシップスマートフォン「Xperia V」
Xperia TやXperia TXがBluetooth 3.1なのに対し、Xperia VはBluetooth 4.0に対応するほか、HDR撮影機能にも唯一対応するなど、Xperia Vは今回同時に発表された他の機種よりもグレードの高い、真のフラグシップ機であると言われています。
■まとめ:
↑Xperia V 日本語UIの操作映像。スモールアプリやカメラ機能を紹介している
スモールアプリやHDRカメラ撮影機能など、Xperia Vは従来機種に比べても豊富な機能を持っています。サイズも小さく女性でも扱いやすいと感じました。docomo/au向けにも秋以降に発売されるようなので、期待したいと思います。