Blackberryを開発している事で知られる米RIMは、現在開発中の新しいOSの名称を、BBXからBlackBerry 10に変更しました。
RIMは、数か月前に、Blackberry起死回生の起爆剤として、Android アプリも動作可能な次世代BlackBerry OS「BBX」を発表していました。
しかし、BBXという名称は、他のソフトウェア企業が既に商標登録されており、同企業はRIMに対してBBXの名称の使用を停止するよう要求。当初RIMはこれを拒否していましたが、裁判沙汰になり、最終的にRIMはBBXという名称を「BlackBerry 10」に改称したようです。
米国では、直近の3か月間で180万ユーザーを失うなど、シェア低下が続いているBlackBerryですが、その起死回生の切り札となるBBXが商標問題でゴタゴタを起こしたことで、今後の展開にも不安を感じてしまいます。
しかし、RIMは現在新型BlackBerryとして”London”というコードネームの機種を開発している模様で、今回改称されたBlackBerry 10 OSを搭載し、Androidアプリも動作すると言われています。
今後の巻き返しに期待です。