現在、Windows Phone端末は Snapdragonシリーズのみをサポートしており、それ以外のSOCを搭載する事はできません。
しかし、2013年以降になるとWindows Phoneは、Snapdragonではなく、NVIDIAの次世代SOC「Greyチップセット」をサポートするようになる、という情報が流れています。
「Greyチップセット」とは、以前の記事でも扱いましたが、Nvidiaの次々世代のSOCで、Cortex A-15世代のARMプロセッサを搭載し、CPUやGPUコアを複数搭載したメニーコアチップとなる模様です。またIcera社の通信モジュールを統合し、Snapdragonのようにモデムを内蔵したチップセットになるようです。
性能は現在のTegra2の約10倍、今冬に出るKal-El(Tegra3)の約2倍であると言われています。
また「Grey」と同世代のSOC「Wayne」はGreyと違い通信モデムを内蔵しない模様で、AndroidやLinux機器向けにリリースされるようです。こちらは4~8コアのCPUに24~64のGPUを搭載したメニーコアチップとなるようです。
ちなみに2013年にはWindows Phone 7ではなく、Windows Phone 8になっている可能性もありますね。