ソニーは本日13日に、ウォークマンのフラグシップモデル「Z」シリーズの新商品「NW-Z1000」シリーズを発表しました。発売日は12月10日という事です。
特徴としては、まずスマートフォンやタブレットに用いられるAndroid OSを採用している点が挙げられます。また、デュアルコアCPUであるTegra2や、4.3インチWVGAのLCDを備え、かなりハイスペックといった感じです。
ストレージ容量は16GB/32GB/64GBの3種類が予定されています。
無線LANやBluetooth通信にも対応し、DLNAも使えるため、ネットワーク機器との連携も可能です。
また音楽再生機能についても優れ、S-Master MXという新開発のデジタルアンプを搭載し、ノイズレスな音を再生するほか、デジタルノイズキャンセリング機能や、非可逆圧縮の際にカットされる高音成分を補完するDSEE、ステレオ感を向上させるクリアステレオ、低音の音質を改善するクリアベースなど、従来のウォークマンにも搭載されてきた技術も組み込まれています。
またAndroidマーケットからAndroidアプリをダウンロードする事も可能で、ウォークマンというよりはスマートフォンに匹敵する使い勝手を実現しています。
モデル一覧
- NW-Z1050 16GBモデル 28,000円前後 発売日12月10日
- NW-Z1060 32GBモデル 33,000円前後 発売日12月10日
- NW-Z1070 64GBモデル 43,000円前後 発売日12月10日
まるでスマートフォンのような機種ですね。3G回線には非対応のようですが、WiFiやデザリングなどを利用すれば屋外でもスマートフォンのように使いこなせると思います。ただスマートフォンを既に持っている人には、必要性は薄い機種なのかもしれません。
■ウォークマン「NW-Z1000」のスペック
- プロセッサ： NVIDIA Tegra2 1Ghz
- ディスプレイ：4.3インチ LCD WVGA 800x480
- メモリ：512MB
- ストレージ：16GB/32GB/64GB
- 外部メモリ：非対応
- ネットワーク：Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 2.1+EDR
- OS：Android 2.3
- UI：
- サイズ：134.2mm×70.5mm×11.1mm
- 重さ： 156g
- カメラ：
- バッテリー：
- 対応音声コーデック：MP3/ATRAC/ATRAC Advanced lossless/AAC/HE-AAC/WMA/Linear PCM
- 対応動画コーデック：MPEG4/AVC（H.264 Baseline）/ WMV
