2011年6月17日金曜日

賛否両論の「docomo Palette UI」




「docomo Palette UI」 は NTT docomoが作ったAndroidのUIで、冬以降に発売されるスマートフォンには全機種でこれを標準搭載する事が決まっています。
夏モデルではMEDIASやAQUOS PHONEの一部、GalaxyS2などに搭載されています。

image


docomo Palette UI の意義は、建前的には
 ■既存の携帯電話利用者がスマートフォンに移行する際の敷居を下げる事
 ■機種,メーカー間のUIの差異を無くし、docomoとしての統一したUIの提供を図る事

のようです。今まで携帯電話にあった機能がまとめられているので、スマートフォンは初めてって人には、確かに使いやすそうなUIかもしれません。
しかし僕はこのUIにはどうもdocomoお得意のユーザー囲い込み戦略が見え隠れしているように思います。





結局ユーザー囲い込み、お金儲けのためのUI?
それは何故かと言うと、docomo Palette UIに、docomoの有料サービスのアイコンがずらずらと並べられているからです。iチャンネルだったり、メロディーコールだったり、SPモードだったりと・・・
こんな具合なので、やはりdocomo独自UIをスマホに標準搭載させて、自社サービスの露出度を増やして、ユーザーにお金を落としてもらいたいってのが、このdocomo Palette UIの目的なのかなと勘ぐってしまいますw

image

結論:中級者以上は違うUIを使うべき
金儲けの意図が隠れていると述べましたが、それが商売ってもんなんでしょうけどね。とにかく初心者向きのUIである事は間違いないです。ある程度スマートフォンを使いこなせてるなら、このUIを使う事はないです。
docomoはこのUIを出荷時のデフォルトにする方針のようですが、僕なら速攻でUIを変えます。

関連記事Xperia arc(acro)とGalaxyS2の比較:買うならどっち?
関連記事GalaxyS2のヌルヌル感は他の追随を許さない