KDDI auはFirefox OS搭載スマートフォン「LG Fx0」を正式発表しました。とはいっても完全ギーク向けの端末。採算度外視です。
主な仕様は以下のとおり
- 4.7インチ HD 1280 x 720 ディスプレイ
- Snapdragon 400 クアッドコアプロセッサ
- 1.5GB RAM
- 16GBのストレージ
- 2370mAhのバッテリー要領
- 800万画素カメラ、210万画素カメラ
- 139 x 10.5 x 70mm 148g
- Firefox OS 2.0
- au直販店とオンラインショップで12月25日発売、auショップでは1月6日以降発売
スケルトンな筐体が目を引きますが、Firefox OSを採用する本端末の最大の特徴はWebサーバー機能を標準搭載しWoT機器連携が容易なこと。Firefox OS自体がWebベースであるため、Web-Socketとの連携がしやすく、一般消費者向けの端末というよりは、開発を楽しむギークなユーザーがいろいろつくって遊ぶ端末という位置づけです。
なおKDDIの田中社長も「ビジネスは考えていない」と述べ、自身がプログラマだった時代の振り返りながらFx0への熱い思いを語りました。
ホームボタンの立体Firefoxロゴや、ネジ1本にも通常の40倍の単価をかけるなど、キャリア端末とは思えないギークな端末です。
なお田中社長はFirefox OSへの投資、WoT(Web of Things)の推進が将来的にマネタイズに繋がることを否定はしませんでした。目先の利益よりも将来につながる種を撒いたイメージでしょうか。
情報元:KDDI