東大初のベンチャーAgICは銀ナノインクを使用して、家庭用プリンタで電子回路を簡単に印刷できるキットを開発したと発表しました。
3Dプリンタの登場で、新しいアイデアを簡単に試作可能になる、いわゆる「生産者運動」が加速しています。このようなものづくり革命を更に早める技術が、AgICです。これまで専門のPCB業者に依存してきた電子回路基板を家庭用プリンタで簡単に作成できるため、製品の開発期間が飛躍的に短縮され、低コストで開発できるようになりました。
半田付けが不要で、導電性テープや接着剤で電子工作が可能なので、子供でも折り紙のように電子工作を楽しめるとのこと。
ナノインク、専用の印刷用紙、LED、スイッチがキット化され、プロトタイプ開発に必要なセットが提供されるとのこと。KickStaterで予約が開始されており、出荷予定日は8月、目標金額は3万ドルに設定されているということです。
情報元:prtimes.jp