米Microsoftは3日、フィンランドの「Nokia」の携帯電話事業を7140億円で買収すると正式発表しました。買収取引の終了後はNokiaのCEOがMicrosoftに移籍する事になるそうです。
Nokiaは2011年にMicrosoftとの提携関係を結び、同時に、Microsoftのモバイル向けOS「Windows Phone」に乗り換えるという賭けに出ましたが、アナリストはまだ期待通りの成果を上げていないと指摘しています。
買収取引は2014年Q1に完了する見通しで、Nokia株主と規制当局の承認を得る必要があるとのこと。
退任の意向を示しているMicrosoftのバルマーCEOは声明で「未来見向けた大胆な一歩。従業員嘉屋武主、両社の製品の購入者全てが利益を享受できる」とコメント。そのうえで「携帯電話におけるMicrosoftの市場シェアが高まるチャンスにもなる」と指摘しています。
情報元:ロイター