2013年7月26日金曜日

Appleの売上増「iPhone 4」が牽引─WSJ

Appleの売上増は、新興市場における「iPhone 4」の好調な売れ行きが寄与しているウォールストリートジャーナルが24日(現地時間)報じました。

WSJによると、Appleは3年前に発売された旧モデル「iPhone 4」をインドなどの新興市場で、低価格Androidスマートフォンに対抗する尖兵として積極的に販売しており、これが今月24日に発表されたAppleのiPhone販売台数(Q3:4~6月)の市場予想を上回る好調な数字に寄与したそうです。

ただ旧モデルを販売し続ける副作用も少なくなく、利益率の低下を招いているとのこと。ただ新興国のユーザーをAppleのエコシステムに親しませるなど、プレミアム市場の飽和を勘案すると効果的な戦略であると伝えられています。

またAppleが噂通り今秋に廉価版iPhoneをリリースすれば、旧モデルを販売し続けるというリスクを冒さずに、新興市場の顧客を取り込めるようになるとウォールストリートジャーナルは付け加えました。

情報元:WSJ