ジャパンディスプレイ(JDI)は2017年度までに、厚さが1mm未満で折り曲げが可能な「フレキシブル有機EL」を開発すると朝日新聞が報じています。
朝日新聞によると、JDIは2013年度以降、従来型の有機ELに加え、丸めたり折り畳んだりできる「フレキシブル型」有機ELディスプレイの開発に本腰を入れる方針で、2017年度までの実用化を目指す方針。ガラス基板の代わりにプラスチックを用いるため耐久性が高く、開発が進めば丸めたり折り畳んだりして持ち運べるようになると報じられています。
この分野では韓国Samsungが先行しており。今年1月に開催された「CES」では同有機ELを搭載したスマホのプロトタイプを展示していました。
Appleなどは最近の特許でフレキシブルディスプレイの搭載を前提にした端末のデザイン特許を続々と提出するなど、同ディスプレイ技術は今後さらに注目を集める事が予想されています。
(参考)Samsungが公開したフレキシブル有機ELのコンセプト動画
情報元:朝日新聞 経由:ゼロから始めるスマートフォン