スマホ向け半導体からの撤退が伝えられていた米Texas Instrumentsですが、同社の最新SoC「OMAP 5」の開発は継続しているそうです。
ロイター通信は数日前、TIがスマホ向け半導体事業から撤退する準備を進めており、自動車や組み込み機器向けの市場に業務を転換すると報じていました。
しかしGSMArenaによると、米TIは確かにスマートフォン市場を超えて、産業機器や組み込み機器などにもリーチを広げることを計画しているものの、OMAP 5の開発は継続するなど、スマホ向け半導体からの撤退は行われていない事が、インタビューにより明らかになったそうです。
OMAP 5はCortex-A15世代のARMコアを搭載しており、800MhzデュアルコアでTegra3クアッドコアを凌駕する性能を持つと言われています。
OMAP5を搭載するスマートフォンは2013年初頭にも発表されるそうです。
情報元:GSMArena