2012年5月21日月曜日

Samsung、Galaxy S IIIに中国メーカー製の電池を採用。新興市場向けに

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Samsungは「Galaxy S III」において、中国BYD製のリチウムイオンバッテリーを採用するようです。その割合は全Galaxy S IIIの最大30%に上る見込みだそうです。

韓国メディアによると、SamsungはGalaxy S IIIに搭載するリチウムイオンバッテリーの調達先として、サムスンSDI・三洋・中国BYDなどを選定したそうです。Samsungが中国メーカーのバッテリーを採用するのは初めてで、中国BYD製のバッテリーを搭載するGalaxy S IIIの割合は、最大で30%になるそうです。

Samsungはこのうち、サムスンSDI・三洋製のバッテリーを搭載するスマートフォンをプレミアム級と位置づけ、北米や欧州市場に集中投入する模様です。一方中国BYD製のバッテリーを搭載するモデルは中国や東南アジア・インドなどの新興市場に投入されるそうです。背景には中国BYD製のバッテリーは価格が安く、新興市場での販売に有利になる事が挙げられるそうです。

Galaxy S IIIは世界145ヵ国、296キャリアで販売される予定となっています。搭載するリチウムイオンバッテリーの電池容量は2100mAhとなります。

情報元:etnews