総務省は10月31日、来年5月からのSIMロック解除義務付けなどを含む「モバイル創生プラン」を公表しました。
モバイル創生プランは、NTTドコモ、au、ソフトバンクの寡占により高止まりが指摘されている携帯料金の値下げや、携帯端末の利用環境を整備するための総務省のプランです。
SIMロックに関しては、2015年5月以降に発売されるスマートフォン・タブレットは原則として解除が義務付けられます。ユーザーがキャリアに求めれば、キャリアは無料でSIMロック解除しなければいけません。ただ端末代金の割賦払いが残っている場合、利用者は通信キャリアに残金を支払う必要があります。
その他、MVNO(仮想移動体通信事業者)を身近に使えるようにする施策を導入し、諸外国に比べ高い携帯料金の値下げに繋げる考え。
総務省は11月1日~12月1日までの間、このモバイル創生プランについての意見公募を行い、その後の調整を経て、正式発表する予定です。
情報元:総務省