日本経済新聞は10月25日、総務省が2015年5月以降に発売される端末から、SIMロック解除を義務化すると報じました。
総務省が月内に新たな制度案を発表し、その後の意見公募を経て、年内に正式に決めるとのこと。
2015年5月以降に発売する端末から、利用者は求めれば原則無料でSIMロック解除に応じてもらえ、使い慣れたスマートフォンのままで通信事業者を乗り換えられるようになります。
SIMロック解除の義務化により、高額キャッシュバックなどキャリアによる顧客の囲い込みが抑制されるほか、キャリア間の競争が促進され、長期的に通信料金の値下げに繋がる一方、端末購入時の助成金が減り、端末価格の高騰を招く恐れもあります。
なお今回の義務化により、iPhoneについても2015年秋に登場するとみられる新モデル「iPhone 6s/6s Plus」もSIMロックが解除可能になる見通しです。
情報元:日本経済新聞