シャープは、米クアルコムと共同開発する次世代ディスプレイ「MEMS-IGZO」の量産化にめどが付いたと発表しました。
MEMSディスプレイはシャープと米クアルコムが共同開発を進める次世代ディスプレイ。同じ輝度ならば現行のIGZO液晶と比べて消費電力を半分に抑えられるほか、直射日光下でも鮮明な表示を実現したそうです。また寒冷地でも表示性能を維持できるなど、耐環境性能も高められています。
シャープは独自開発したIGZOの技術を元に、去年クアルコムから1.2億ドルの融資を受けMEMS-IGZOの開発を進めていました。
今回、このMEMS-IGZOディスプレイの量産化がついたとのこと。年内にサンプル出荷を開始し、2017年に量産化を開始するそうです。
経由:ロイター