日本経済新聞は7月11日、携帯電話会社に対する周波数割り当てについて、特定グループに集中するのを防ぐために見直しを決定したと報じました。
SoftBankがWILLCOMやイーアクセスなどの買収を進めた結果、現時点で割り当てられている周波数はSoftBankグループが最多となっており、特定グループへの周波数の集中を防止するため、今後はSoftBankと傘下のワイモバイルが同時に電波の周波数を申請することはできなくなるそうです。
具体的には、従来は会社単位で割り当ててきた周波数を、グループ単位での割り当てに変更するとのことです。
これは、総務省が年内に予定しているLTE-Advanced向けの新周波数割り当て(合計120Mhz幅)に向けたもので、これによりドコモ、KDDI、SoftBankグループの3社がそれぞれ40Mhz幅ずつもらうことになるそうです。
情報元:日本経済新聞