携帯不振が続く富士通は、ARROWSブランドで展開する自社製スマートフォンの売れ残りを「廃棄処分」したと明らかにしました。
1月30日に開かれた富士通の2013年度第3四半期決算説明会の質疑応答で、同社の加藤CFOが明らかにしました。
富士通の2013年度の携帯電話事業は、350億円の赤字に陥っており、販売実績が計画を下回ったために発生した在庫の健全化のため、売れ残りのARROWSスマートフォンを廃棄処分したということです。
また加藤CFOは「一昨年から続くスマートフォンの品質問題で信頼を失ったことは事実」とし「昨夏から出したスマホはようやく他社並みの品質になり、ようやく競争できるようになった」と自社製品の品質について語りました。