総務省は23日、3.5Ghz帯の周波数割り当てについて、参入希望のあった携帯4社から事業計画などの公開ヒアリングを実施しました。
割り当てを希望しているのはNTTドコモ、KDDI、SoftBank、イー・アクセスの携帯4社です。
ヒアリングでは4社とも、周波数帯域を送信と受信に分割する「FDD」方式ではなく、通信量に応じて送信と受信を切り替え可能な「TDD」方式のLTE-Aの導入を希望することで意見が一致しています。
また3.5Ghz帯の利用イメージについても携帯4社で一致し、都心部などトラフィックが集中するエリアにて局所的に利用し、キャリアアグリゲーションによって既存帯域と組み合わせて利用する展望が示されました。3.5Ghz帯の利用開始時期も各社ともに2016年前後と並んだということです。
情報元:ITPro