米国家安全保障国(NSA)が「iPhone」を完全にハックするためのスパイウェアを開発していたことが明らかになりました。
シュピーゲル氏がリークしたNSAの内部文章より明らかになりました。
情報元によるとNSAは「DROPOUTJEEP」と呼称されるスパイウェアを開発しており、これをiPhoneにインストールすることで、デバイスのデータを覗き見たり、マイクやカメラをリモートで起動したりするなど、デバイスを完全にハックすることが可能であるということです。
なおスパイウェアの導入にはデバイスへの物理的な接触が必要ですが、将来はリモートで導入可能になるようNSAは取り組んでいたそうです。
NSAは列記としたアメリカ政府の諜報機関ですが、スパイウェアの開発にAppleが協力させられていたのかについては明らかになっていません。