11月下旬発売予定の「iPad mini Retina」に液晶の焼き付き問題が発生し、発売が延期となる可能性があるとETNewsが報じました。
画素サイズ縮小による薄膜トランジスタ(TFT)の誤作動が原因であるとのこと。
焼き付きはユーザーには識別できないほど軽微なものですが、Appleの厳しい技術基準には適合しないため、パネルの生産歩留まりが低下しており、特にシャープ製IGZOパネルの供給に大きな支障が生じているそうです。
このためAppleは、LG・SHARPに加えて「Samsung」をiPad miniのディスプレイサプライヤーに加えることを検討しているほか、搭載するディスプレイを現行のa-Si液晶から、より安定して製造できるもののコストが高いLTPS液晶にアップグレードすることも検討していると情報元は付け加えました。
iPad mini Retinaは11月下旬に発売予定と伝えられていますが、延期となる可能性もありそうですね。
情報元：ETNews
