Googleはジョージア大学と協力して、盲導犬や爆発物探知犬とより簡単にコミュニケートするための「犬用のGoogle Glass」とも言える犬用ウェアラブルデバイスを開発していることが明らかになりました。
同プロジェクトは「FIDO(職業犬との相互作用強化)プロジェクト」と呼ばれており、成功すると犬と人間はこれまで以上に密接で高度なコミュニケーション可能になるほか、犬の得た様々な情報を人間がディスプレイなどで覗き見ることも可能になるそうです。
研究の初期段階では、多数のセンサとマイクロチップを搭載したベスト、マウスピースを「犬」に装着させて使用します。研究者曰く「犬は口を利用したデバイスの動かし方をすぐに覚えた」とのこと。
この技術は、爆発物探知犬が爆発物を見つけた際、警察にそのメッセージをより効率的に伝達することに役立つほか、犬が障害を持つ人をより高度にナビゲーションするといった利用方法も考えられるとのこと。
まだ研究は初期段階ですが、このプロジェクトが成功した場合、人間と犬のコミュニケーションは大きく変わるかもしれないと情報元は付け加えました。
情報元:Bussinessinsider