docomoの採用するツートップ戦略をあおりを受けて、ツートップとそれ以外の機種との間で販売台数に極端な差が生じていることがわかったとSankei.bzが3日、報じました。
ツートップのうち「Xperia A」の販売台数は83万台に達し、100万台を優に超える見通しで「Galaxy S4」も40万台の売り上げを達成した一方、ツートップ以外の売り上げ低迷が顕著で、SHARPや富士通は7万台、Panasonicが1万5000台、NECのMediasは1万台程度となっているそうです。
■Sankei.bizが報じている各ブランド別のdocomo夏モデル販売台数
- Xperia A SO-04E・・・83万台 (ツートップ)
- Galaxy S4 SC-04E・・・40万台 (ツートップ)
- SHARP AQUOS PHONE ・7万台
- FUJITSU ARROWS・・・7万台
- Panasonic ELUGA・・・1万5000台
- NEC Medias・・・・・・1万台
docomoがツートップのスマートフォンに販売促進費を積み増し、Xperia Aを5000円、Galaxy S4を15000円程度で販売し、それ以外の機種は30000円と高価格で販売しているのが要因とみられます。
ツートップに選ばれなかったメーカーはいずれも海外市場でも存在感を発揮できておらず、頼みの国内市場で低迷すれば、今後の事業の存続も危ぶまれると同紙は報じています。
情報元:Sankeibiz