Intel CloverTrail+は競合するARMのExynos 5 Octaに比べて高いパフォーマンス・省電力性能を持つことがわかったとABI Reserchの調査結果を引用しレジスタが14日(現地時間)報じました。
ベンチマーク結果によると、Intel CloverTrail+はExynos 5 Octaと同等かそれ以上のスコアを示したものの、消費電力は大幅に少なったそうです。
【消費電力比較】
- Intel CloverTrail+(Lenovo K900) 平均:0.85A
- Exynos 5 Octa(GT-I9500) 平均:1.38A
- APQ8064T (SGH-I337) 平均:1.70A
この結果を受けABI Reserchのアナリストは「CloverTrail+の省電力性能は衝撃的だった」としたうえで「Medfieldは残念な出来であったが、CloverTrail+はARMの真の競争相手として浮上した」と述べCloverTrail+を称賛しました。
なおIntelは2013年初頭にもCloverTrail+後継のスマホ向けSoC「Merryfield」をリリースする予定です。
[参考]CloverTrail+とAPQ8064のレスポンス比較動画
情報元:THE Register.uk