Corningは自社ページにて今後普及が進むと予想されている「サファイアガラス」に対するゴリラガラスの利点を解説しました。
サイトには「サファイアガラス」と「ゴリラガラス3」を比較したストレステスト動画が公開されており、ガラスに微細損傷を与えた状態での荷重試験でゴリラガラス3がサファイアガラスの3倍の強度を発揮する事が示されました。
一般的にサファイアガラスの方が遥かに高強度とされますが、ゴリラガラス3にはネイティブ傷抵抗と呼ばれる機能があり、表面に微細な傷がついた状態でも強度が落ちにくいという特性を持っています。
またゴリラガラス3の「軽量・薄型・高生産性・コスト10分の1」という特性を挙げ「サファイアガラスなど脅威ではない」と説明しました。なおCorningはゴリラガラスの将来製品に日光下でも画面が見やすい「低反射」技術や、タッチディスプレイ上で細菌の付着を防止する「抗菌技術」を取り入れる事を計画しているとも明かしました。