米国の市場調査機関ガートナーがまとめた報告書によると、世界のスマートフォン市場は3年後には10台に6台が中国メーカー製となり、AppleやSamsungが相対的に影響力を落とすと予想されています。
ガートナーによると、中国メーカーは3年後に3億2723万台のスマートフォンを輸出し、中国以外の全世界で売れるスマートフォンを60.8%を占めると予測しています。また中国メーカーは今後、廉価なスマートフォンから高級スマートフォンに徐々にシフトし、SamsungやAppleの地位を脅かす事が予想されるそうです。
IDCが先月発表した最新のスマートフォンシェアではTOP 5のうち3位と5位の中国メーカーのHuawei・ZTEが食い込むなど、中国メーカーの台頭が目立っています
2012年10~12月期のメーカー別スマホシェア
- 1位 Samsung・29.0%
- 2位 Apple・・・21.8%
- 3位 Huawei・・4.9%
- 4位 Sony・・・4.5%
- 5位 ZTE・・・・4.3%
中国メーカーはCESで「Ascend D2」や「ZTE Grand S」といったFHDスマートフォンを続々発表しており、スペック的にもSamsungなどと差はもはやありません。
技術力があまり必要ないと言われるスマートフォン開発ですが、中国メーカーの追い上げは熾烈なものになりそうです。
経由:daum