2013年2月4日月曜日

スマホ市場、3年後は中国メーカーが席巻。Samsung脅かす─米調査機関

 

米国の市場調査機関ガートナーがまとめた報告書によると、世界のスマートフォン市場は3年後には10台に6台が中国メーカー製となり、AppleやSamsungが相対的に影響力を落とすと予想されています。

ガートナーによると、中国メーカーは3年後に3億2723万台のスマートフォンを輸出し、中国以外の全世界で売れるスマートフォンを60.8%を占めると予測しています。また中国メーカーは今後、廉価なスマートフォンから高級スマートフォンに徐々にシフトし、SamsungやAppleの地位を脅かす事が予想されるそうです。

IDCが先月発表した最新のスマートフォンシェアではTOP 5のうち3位と5位の中国メーカーのHuawei・ZTEが食い込むなど、中国メーカーの台頭が目立っています

2012年10~12月期のメーカー別スマホシェア

  • 1位 Samsung・29.0%
  • 2位 Apple・・・21.8%
  • 3位 Huawei・・4.9%
  • 4位 Sony・・・4.5%
  • 5位 ZTE・・・・4.3%

中国メーカーはCESで「Ascend D2」や「ZTE Grand S」といったFHDスマートフォンを続々発表しており、スペック的にもSamsungなどと差はもはやありません。

技術力があまり必要ないと言われるスマートフォン開発ですが、中国メーカーの追い上げは熾烈なものになりそうです。

経由:daum