2013年2月28日木曜日

新しいワイヤレス充電規格、今年市販へ。サムスンとQualcommが共同開発


SamsungとQualcommが中心となって開発を進めている「磁気共鳴式ワイヤレス充電」に対応した機器が今年中に市販されると海外メディアが報じています。

磁気共鳴式は従来の電磁誘導方式「Qi」に比べ、数十cm離れていても送電可能で、コインや紙などの遮蔽物の影響を受けにくく、単一の充電器で複数端末を同時に充電できるといった特性があり、将来的にはテーブルや机全体をワイヤレス充電スポットとして使うなどの応用に向いていると言われています。

もともとは2012年投入が目標でしたが、技術的問題により先送りされていました。しかしいよいよ2013年に市販できる目途がついたもよう

ただ市販したとしても、大きく先行するQiとの競合が見込まれるなど前途は多難。ワイヤレス充電方式の規格競争の行く末を見守りたいと思います。

情報元:ETnews