HTC Desire Xについてレビューしたいと思います。正直かなり良い端末だと感じました。
HTC Desire Xの主なスペックは以下のとおりです。
- Snapdragon S4 Play 1.0Ghz デュアルコア
- 4.0インチ WVGA SLCD2
- 768MBのRAM
- 4GBのストレージ容量(microSD対応)
- 500万画素カメラ サブカメラ非搭載
- WCDMA(900/2100Mhz) GSM(850/900/1800/1900Mhz)
- Wi-Fi b/g/nBluetooth 4.0
- 1650mAhのバッテリー容量
- Android 4.0.4 ICS
- 2012年9月発売予定
- 118.5×62.3×9.3mm 114g
画面は4インチと比較的小さいですが、Snapdragon S4デュアルコアプロセッサや、専用の写真撮影用画像処理チップを搭載するなど、ハイエンド機の仕様を兼ね備えた機種となっています。以下、実機レビューです!
■まるで卵のような持ち心地!
まずHTC Desire Xで気に入ったのが、その卵のような持ち心地です。自然な形にラウンドしているので、手にしっくりと馴染みます。
背面はマット仕上げで、肌触りまで卵に似ています。持っていて気持ちいいとはこの事を言うのかもしれません。
■引っ掛かりのないヌルヌル動作
動作は非常にヌルヌルです。HTC One Sなどと同等水準です。伊達にS4デュアルコアを搭載している訳ではないようです。
■カメラ機能はハイエンド機に匹敵!
カメラの起動は非常に高速です。1秒どころか0.5秒くらいで起動する感覚で、シャッターのレスポンスも良好。シャッターボタンの長押しで連写も可能です。HDR機能も搭載。専用チップを搭載しているだけあり、カメラ機能はかなり優秀で、ハイエンド機に匹敵するどころかそれを凌駕する感じに見えました。
■まとめ
ミッドレンジスマートフォンでありながら、操作性や快適性などは完全にハイエンド機の水準に達しています。また、使い心地はハイエンドでも価格はミッドレンジ、英Cloveでは£190(約2万3000円)で9月末より販売されます。
ここまで安価に快適なスマートフォンを手に入れられるようになった訳ですから、Androidスマートフォンもいよいよ成熟期に入ったのかもしれません。
Desire X、個人的にかなりお勧めのスマートフォンだと思います。点数を付けるとすれば83点くらいでしょうか。