日本に帰ってきて早々スマートフォンラウンジに行ってきたので、実機をレビューしたいと思います。
まずスペックのおさらいから。日本独自機能としてワンセグやオサイフ、NOTTVさらには防水機能、赤外線にも対応しています。
- Snapdragon S4 APQ8064 クアッドコア 1.5Ghz
- 4.7インチ HD(1280×720) True HD IPS+
- 2GBのRAM
- 16GBのストレージ(micro SDXC 64GB)
- 1325万画素カメラ、137万画素カメラ(手振れ補正対応)
- Bluetooth 4.0、Wi-Fi a/b/g/n
- 防水・ワンセグ・オサイフ・赤外線・NOTTV
- WCDMA/GSM/LTE
- カラー:Red Black
- 2210mAhのバッテリー容量
- Android 4.0 ICS
- 69×137×9.4mm 145g
- 10~11月発売予定
■外観&持ちやすさ
4.7インチディスプレイを搭載しますが、男性ならば問題なく片手で操作できると思います。本体は比較的軽量、厚さ・重量は並よりもちょっと多いです。
背面はグロス加工が施されています。これには賛否両論あるかもしれません。指紋が目立ちやすいデザインだと言えそうです。
ちなみにグローバル版はマット仕上げとなります。
マイクの穴が端末の下部にあります。結構目につきます。
■クアッドコアの本命 Snapdragon S4 APQ8064搭載
Tegra3比で40%も性能が向上した、Snapdragon S4 APQ8064クアッドコアを搭載しており、世界的にもトップの性能を誇ります。体感的にも、操作していてサクサク感じます。
クアッドコアというと消費電力が気になりますが、クアッドコア制御機能が搭載されており、バッテリーの持ちを良くする事ができます。
RAM容量は2GB。安定性が向上するので地味に嬉しい機能です。
■UIの最大の特徴、クイックメモ機能
Optimus Gにはクイックメモ機能と呼ばれるインテリジェンス機能が搭載されており、クイックメモボタンを押す事で、画面の上に手書きの字を入力した状態でスクリーンショットを撮ったりする事ができます。以下がその動画です。
■カメラ機能
Optimus Gは、LG製スマートフォンでは初めて1300万画素級のカメラを搭載しています。起動レスポンスやシャッターラグなどは特段優秀とは思いませんでしたが、並レベルです。
(撮影例)低照度下でもノイズの少ない写真を撮影する事ができます。
■まとめ:
2012年秋モデルとしては、世界トップクラスの性能を誇っているので、ハイエンド志向の人には特におすすめできる端末だと思います。ただOSにAndroid 4.1ではなく4.0を採用するのが残念な点ではありました。
またAPQ8064を搭載しているからといって、普段の操作でそのハイスペックぶりが体感できるかと言えば、微妙な感じを受けました。ゲームなどをしない人にとってはややオーバースペックなのかもしれません。(むしろJellyBeanを搭載するGalaxy Nexusのほうが遥かにヌルヌルでした。)
ただブラウザの描画も遅いので、システムがクアッドコアのパフォーマンスを活かせていない可能性もありそうです。まだ開発段階という事もあるので、製品版で改善される事に期待したいと思います。