2012年8月7日火曜日

世界のLTE利用者数─米国が首位に。2位は韓国。日本は3位[2012Q2]

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市場調査機関Wireless Intelligenceは、2012年Q2末における世界のLTE利用者数を発表しました。

WIレポートによると世界のLTE加入者数は、米国・韓国・日本という順で多く、人口比で見ると韓国が圧倒的で、次いで米国・日本という順になるそうです。この3国で世界のLTE人口の87%を占めるそうです。

加入者数ベースのキャリア別ランキングでは、1位が米Verizon、2位が韓国SKテレコム、3位がNTT docomoとなります。

国別でみると、米国ではVerizonが3.1億人という米国人口の約70%をカバーするLTE網を構築しているほか、韓国ではSKテレコム・LG U+などが広範なLTE網を構築、日本ではdocomoが独走状態にありますが、KDDI・SoftBankもLTEサービスを開始する予定です。

世界のLTE人口は、2011年末の1000万人から、2012年Q2末には2700万人と約2.7倍に増加しており、今後も主にアジア太平洋地域での普及が見込まれるそうです。

情報元:WI