2012年8月5日日曜日

Galaxy S IIIのワイヤレス充電、まずは”Qi準拠”に。共振方式は年末以降─韓国メディア

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SamsungはGalaxy S III向けのワイヤレス充電キットとして、従来伝えられていた新技術”共振方式”ではなく、既に確立したQi準拠のものをまず採用するそうです。韓国メディアが伝えています。

韓国メディアによると、Samsungは新しい無線充電方式である共振方式の開発に難航したため、9月リリースと伝えられていた、共振方式による充電キットのリリースを年末以降に先送りし、代わりに既に技術が確立している”Qi”準拠の充電キットを投入する計画を進めているそうです。

Qiで急場の需要に対応した後に、年末以降に本命の共振方式の充電キットをリリースするという形になります。

Qiは日本では”置くだけ充電”としてお馴染みの方式で、電磁誘導方式と呼ばれ、既に世界標準化されており、国内メーカーのスマートフォンにも複数採用されています。

これに対し”共振方式(共振電磁誘導方式)”は、Samsungやクアルコムが主導している次世代の無線充電方式で、一つの充電パットで複数の機器を同時に充電できるほか、充電パットと端末の間が数cm離れていても充電可能という特徴を持っています。

また韓国メディアによると、Galaxy Note IIを初めとする2012年後半リリースの端末についても、Galaxy S IIIと同様にワイヤレス充電キットが提供される事が示唆されています。

情報元:ET