Sonyは6月3日から8日にかけて開催されていたSID 2012において、9.9インチのフレキシブル有機ELディスプレイを展示していたようです。
披露されていたのは9.9インチのフレキシブルOLEDパネルで、解像度はqHD(960×540)。画素ピッチは111ppi。ドライバー素子として酸化物半導体であるアモルファス IGZO TFTを採用し、RGBカラーフィルター(CFS)を使用してカラー表示を実現しています。
SID2012では実物が展示されていたわけではなく、ノートPCの画面を通じて製品が披露されていたとの事。Sonyといえば台湾のAUOからモバイル向けの有機ELパネルを調達している事がサプライチェーンの話から明らかになっていました。
ちなみに、Sonyが開発中の未発表スマートフォン「LT30i」には有機ELディスプレイが採用されるという予想もあります。Sonyが今後モバイル向けにどう有機ELを活用するのか、注目です。
情報元:geek.com