ARROWS X F-10Dに触れる機会があったので、実機レビューをしたいと思います。
まずスペックのおさらいから。F-10Dは国産機では初めてTegra3 クアッドコアプロセッサを搭載するスマートフォンです。また、Tegra3搭載ながらLTEにも対応するという珍しい端末となっています。防水・防塵・ワンセグ・オサイフ・赤外線にも対応。まさに全部入りのスマートフォンとなります。
- NVIDIA Tegra3 1.5Ghz クアッドコア
- 4.6インチ HD(1280×720) LCD
- 1GBのRAM
- 16GBのストレージ(microSDHC)
- 1313万画素カメラ 130万画素カメラ
- LTE/WCDMA/GSM
- Wi-FI a/b/g/n、Bluetooth 4.0
- 防水・防塵・置くだけ充電、ワンセグ・オサイフ・赤外線対応
- 1800mAhのバッテリー容量
- 135×67×11.8mm 155.0g
- Android 4.0
- カラー:Black,White,Blue
- 2012年7月以降発売予定
デザインは全体的にずんぐりしています。最近の華奢なスマートフォンとはまた違った印象を受けます。ただ丸みを帯びているので持ちやすいです。
重さは144gで、iPhone 4Sの140gより僅かに重い程度です。ただ今年の夏モデルはどの機種も非常に軽量な機種ばかりなので、その中では若干重めの部類に入ると思います。
パレットUIではないですが、かなりのヌルヌル感です。操作していて気持ちい印象を受けます。
気になる点としては、Tegra3 + LTEという組み合わせがどうなのかという点です。モデムがSOCに統合されていない関係上、LTE通信時の消費電力が大きい可能性も考えられます。ただ現時点での待ち受け時間を比較すると、F-10DとMSM8960搭載機で大差はないので、そこまで心配する必要はないのかもしれませんが。