2012年6月10日日曜日

クアッドコア搭載「ARROWS X F-10D」の実機レビュー

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ARROWS X F-10Dに触れる機会があったので、実機レビューをしたいと思います。

まずスペックのおさらいから。F-10Dは国産機では初めてTegra3 クアッドコアプロセッサを搭載するスマートフォンです。また、Tegra3搭載ながらLTEにも対応するという珍しい端末となっています。防水・防塵・ワンセグ・オサイフ・赤外線にも対応。まさに全部入りのスマートフォンとなります。

  • NVIDIA Tegra3 1.5Ghz クアッドコア
  • 4.6インチ HD(1280×720) LCD
  • 1GBのRAM
  • 16GBのストレージ(microSDHC)
  • 1313万画素カメラ 130万画素カメラ
  • LTE/WCDMA/GSM
  • Wi-FI a/b/g/n、Bluetooth 4.0
  • 防水・防塵・置くだけ充電、ワンセグ・オサイフ・赤外線対応
  • 1800mAhのバッテリー容量
  • 135×67×11.8mm 155.0g
  • Android 4.0
  • カラー:Black,White,Blue
  • 2012年7月以降発売予定

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デザインは全体的にずんぐりしています。最近の華奢なスマートフォンとはまた違った印象を受けます。ただ丸みを帯びているので持ちやすいです。

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重さは144gで、iPhone 4Sの140gより僅かに重い程度です。ただ今年の夏モデルはどの機種も非常に軽量な機種ばかりなので、その中では若干重めの部類に入ると思います。

パレットUIではないですが、かなりのヌルヌル感です。操作していて気持ちい印象を受けます。

気になる点としては、Tegra3 + LTEという組み合わせがどうなのかという点です。モデムがSOCに統合されていない関係上、LTE通信時の消費電力が大きい可能性も考えられます。ただ現時点での待ち受け時間を比較すると、F-10DとMSM8960搭載機で大差はないので、そこまで心配する必要はないのかもしれませんが。

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