Sonyはクアッドコアを搭載するXperiaスマートフォンを2013年初頭に投入する可能性があるようです。CNETが伝えています。
SonyMobileのマーケティングマネージャーはCNETの取材に対し「私は我が社が2013年の初頭にもクアッドコアを搭載するスマートフォンをリリースすると予測している」と述べました。また「我々はクアッドコアのパフォーマンスと電池のパフォーマンスとが噛みあったと感じたときに、クアッドコアデバイスに参入するつもりだが、今はまだそうではない。」とも述べ、現状のクアッドコアSOCがバッテリー効率に見合ったものではないという見解も述べました。
クアッドコアを搭載するXperiaが2013年の初頭に登場するという事は、裏を返せば2012年内にはクアッドコアは登場しないという事になります。LGやHTCは既にクアッドコア搭載スマートフォンの発表を済ませており、SamsungもGalaxy S IIIでクアッドコアスマートフォンを投入すると噂されている事から、SonyMobileの多コアへの取り組みは他社に比べて遅れる事になるのかもしれません。
(追記)またCNETによると、Sonyは2012年後半にもCortex-A15世代のARMプロセッサを搭載するXperiaスマートフォンを投入する可能性があるようです。Cortex-A15世代のCPUはデュアルコアでも現行のクアッドコアを圧倒する性能を持っています。
情報元:CNET