Microsoftが発表した新WP OS”Tango”のマーケティング上の正式名称は「Windows Phone 7.5 Flesh」になる模様です。イタリアのメディアが伝えています。
新OS”Tango”はWP7.5 mangoをベースに、256MBのRAMへの対応と新興国向けの多言語対応化を推し進めたもので、mangoのマイナーチェンジ版という位置づけになります。Tangoという名称は企業内部で用いられるコードネームであり、マーケティングでは一切使用されないとの事。名称は「Windows Phone 7.5 Flesh」で統一されるようです。
TangoがWP7.5のマイナーアップデートに留まる理由としては、Tangoがmangoの動作条件の下限を下げた低スペック向けOSである事から、わざわざバージョンを上げる必要はないという判断があったそうです。
ちなみに2012年Q3にはメージャーアップデート版である「Windows Phone 8」(コードネーム:Apollo)のリリースが予定されています。WP8ではWindows 8との仕様の共通化やマルチコアプロセッサ、複数の解像度(HDを含む)への対応が噂されています。