Sonyは1月23日、スマートフォンやポータブルデバイス向けの、新たなイメージセンサを開発中であると発表しました。
発表されたイメージセンサは、画素数が800万画素のものと1200万画素の2つ。センサはCMOS方式となっています。画素として通常のRGBのほかに”W”を追加した、RGBW方式を採用しており、低照度での撮影性能が向上しています。通常、白い画素の追加は画質の低下をもたらしますが、新しい処理アルゴリズムで画質低下が回避されているそうです。
また、この新しいイメージセンサは、ハイダイナミックレンジ(HDR)でのビデオを撮影する事が出来ます。
以下の動画がHDRムービーのデモ動画です。HDRを使用する事でグラスがはっきりと映し出される様子がわかります。
このイメージセンサの出荷時期については、RGBWやHDRムービー機能を搭載していないモデルが2012年3月に、1/3.06 RGBWやHDRムービー機能を搭載するモデルは6月に、1/4 RGBWやHDRムービー対応モデルは8月に、それぞれサンプル出荷されるそうです。
2013年のXperiaスマートフォンに搭載される事が期待されますね。